お知らせ:2017年

2017/12/18
秋季特別展が終了しました。

秋季特別展「九州の民藝―受け継がれる技と美―」が終了いたしました。当館は2018年3月2日(金)(予定)まで冬期休館いたします。

2017/11/02
日帰り研修旅行「「日本工芸館」見学と「スエヒロ本店」でお食事会」参加募集のお知らせ

 日本工芸館は、大阪市北区堂島の米蔵を改造して、昭和25年に開館しました。初代館長である三宅忠一(1900-1980)は、柳宗悦(1889-1961)の「工藝の道」(1928年)に感銘を受けて民芸運動に参加します。のちに柳達とは離れていくものの、小石原焼(福岡県)をはじめとした九州の民窯とは関わりの深い人物と言えます。また、実業家としても手腕を発揮し、しゃぶしゃぶを考案しスエヒロ本店(レストラン)の経営も行いました。
今回は、日本工芸館「第59回日本民芸公募展」を館長さんのギャラリートークを聞きながら見学した後、民芸ゆかりの品物がしつらえられたスエヒロ本店でしゃぶしゃぶやすき焼きを味わっていただけます。

◇当日のスケジュール
10:00       日本工芸館に現地集合
10:00~11:30 日本工芸館見学(館長さんのギャラリートーク有り)
11:30~11:50 タクシーにて移動。(乗合でお一人様およそ700円前後)
12:00~13:00 スエヒロ本店でお食事
13:00       解散

◇開催日:11月11日(土)
◇定員:10名
◇料金:日本工芸館入館料(大人500円、大高生300円、中小学生150円)
    御食事代(2300円~5700円)
    日本工芸館からスエヒロ本店までのタクシー代(700円程度)
    別途交通費
◇申し込み締め切り日:11月6日(月)
◇お申込み方法:大阪日本民芸館(06-6877-1971)までお電話にてお申込みください。

◇日本工芸館
 〒556-0011大阪市浪速区難波中3-7-6
TEL06-6641-6309 FAX06-6641-9310
アクセス:各線難波駅より徒歩10分

◇永楽町スエヒロ本店
〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-11-11
TEL06-6341-1638
 アクセス:JR東西線北新地駅 11-41出口 徒歩1分
JR大阪駅 徒歩8分
地下鉄御堂筋線梅田駅 徒歩10分

2017/10/23
10月29日(日)記念講演会・呈茶のお知らせ。

10月29日(日)に開催いたします、記念講演会「九州陶磁の魅力―陶器の美と磁器の美―」と「呈茶~九州を巡るお茶の時間~」の情報を更新いたしました。
こちらから詳細をご覧ください。

2017/10/23
10月23日(月)臨時休館のお知らせ。

10月23日(月)は、台風21号の影響により万博記念公園が臨時休園となることに伴い、終日臨時休館します。
ご了承お願いいたします。

2017/10/22
10月22日(日)臨時休館のお知らせ。

台風21号の接近にともない、本日10月22日(日)は臨時休館といたします。
ご了承ください。

2017/09/17
9月17日(日)臨時休館のお知らせ。

台風18号の接近にともない、本日9月17日(日)は臨時休館といたします。
ご了承ください。

2017/09/09
秋季特別展「九州の民藝―受け継がれる技と美―」が始まりました。

2017年秋季特別展「九州の民藝-受け継がれる技と美-」が始まりました。
2017年9月9日(土)から12月17日(日)まで開催しております。
こちらから詳細をご覧ください。

2017/07/20
春季特別展が終了しました。

春季特別展「菓子木型の世界-美をかたどる-」が終了いたしました。当館は2017年9月8日(金)(予定)まで夏期休館いたします。

2017/05/23
日帰り研修旅行「 『京菓子資料館』と『鍵善良房』で和菓子の世界にふれる」参加募集のお知らせ

 京菓子資料館は、昭和53年、京菓子文化の総合的な資料館として開館し、和菓子に関する歴史的資料や糖芸菓子の常設展示や講演会・菓子教室の開催などを幅広く行っています。
 当日は、学芸員の解説を聞きながら、常設展「和菓子のあゆみ」を観覧します。また生菓子と、菓子木型を使った干菓子作り体験を行った後、お抹茶と季節の生菓子をいただきます。
 その後、祇園にて江戸時代に創業の京菓子の老舗「鍵善良房」を訪ねます。昭和のはじめ、12代目の店主善造が民芸に関心を寄せ、木工の黒田辰秋に店の調度や意匠を任せました。また陶芸家の河井寬次郎も通うなど親交があり、民藝との関わりも深い所です。お店の方にお話を伺いながら、ゆったりとしたお茶のひとときを過ごします。
 和菓子の世界に浸ることができる充実の企画、今回は一般の方もお申込みいただけます。ご参加をお待ちしております。

京菓子資料館外観展示室イメージ茶席鍵善良房店内


◇日時:2017年6月24日(土) 13:00
 集合場所:京菓子資料館(京都市上京区烏丸通上立売上ル)

◇当日のスケジュール 
13:00      京菓子資料館に現地集合
13:00~13:30 学芸員のギャラリートーク、展示見学
13:30~15:00 和菓子づくり体験(作った生菓子と干菓子はお持ち帰りいただきます。)と呈茶
15:00~15:30 京都市バス(201系統)で移動(烏丸今出川→祇園)
15:30~17:00 鍵善良房の方のお話、店内見学、喫茶
17:00      解散

◇定員:10名(先着順。定員になり次第、締め切らせていただきます。)  
◇料金:3,500円程度(京菓子資料館での和菓子作り体験と茶席代、鍵善良房での喫茶代)、別途交通費
◇申し込み締切日:6月17日(土)
◇申し込み方法:お電話にて大阪日本民芸館(06-6877-1971)へお申し込みください。
※ご参加の方には、後日、詳細スケジュールをお送りいたします。

2017/04/18
2017年「みんげい市」参加作家のご紹介

「みんげい市」参加作家のご紹介※五十音順

2017年5月13日(土)、14日(日)のみんげい市に参加される作家のご紹介です。

《陶磁》

《河井一喜さんプロフィール》
1971年 京都市生まれ
     龍谷大学短期大学部卒業後、京都府立陶工高等技術専門校、京都市立工業試験場を経て、滋賀県永源寺町(現・東近江氏)にある八風窯にて陶芸を学ぶ
1998年 4月より滋賀県志賀町(現・大津市)にて自らの作品を制作
1999年 祇をん小西(京都)で初個展、以来各地で個展開催
2010年 日本民藝館展 奨励賞
2011年 日本陶芸展 入選
2012年 国展 会友賞
京都民芸協会会員

河井一喜氏 作品  河井一喜氏 作品  河井一喜氏 作品



《河井達之さんプロフィール》
1974年 京都市東山生まれ
     京都府立陶工高等技術専門学校卒業後、
     (旧)蒲生郡標野窯、及び鳥取県岩井窯にて約4年間陶芸を学ぶ
2003年 1月より大津市猿子田窯にて、自らの作品を制作する
京都民芸協会会員

河井達之氏 作品河井達之氏 作品河井達之氏 作品



《坂西康俊さんプロフィール》
1965年 兵庫県尼崎市生まれ
1995年 丹波立杭焼 清水俊彦氏に入門、師事
2000年 清水氏のもとを辞し独立準備
2001年 尼崎の自宅に築窯「やすとし窯」と命名
兵庫県民芸協会会員

坂西康俊氏 作品  坂西康俊氏 作品


《佐藤央巳・ともみ(中ノ畑窯)さんプロフィール》
佐藤 央巳
1973年 北海道生まれ。
沖縄県読谷村・北窯松田米司工房出身。
さとう ともみ
1974年 大阪生まれ。
沖縄県読谷村・北窯宮城正享工房出身。

佐藤央巳氏・ともみ氏作品佐藤央巳氏・ともみ氏作品



《西堀志伸さんプロフィール》
1971年 京都府長岡京市に生まれる
1996年 同志社大学工学部卒業後、家業を継ぎ父西堀寛厚の元で作陶開始
1998年 京都府船井郡京丹波町の工房へ移転
2000年 日本工芸館主催 日本民芸公募展 入選
    以後、近畿経済産業局長賞、優秀賞他
2004年 兵庫県民芸協会 第6回くらしの工芸展
    以後毎回参加(最新は2015年第13回)
兵庫県民芸協会会員

西堀志伸氏 作品  西堀志伸氏 作品  西堀志伸氏 作品

《山口和声(かずな)さんプロフィール》
1983年 三重県生まれ
2006年 名古屋芸術大学美術学部絵画科卒業
2008年 桑名市内中学校にて教鞭
2010年 愛知県立釜業高等技術専門校卒業
     山本教行氏に師事
2013年 伊勢市にて独立
兵庫県民芸協会会員

山口和声氏 Yamaguchi Pottery やまぽた  山口和声氏 Yamaguchi Pottery やまぽた


《木漆》

《chogoro小島紗和子さんプロフィール》
人間国宝、木漆工芸黒田辰秋の下で修行した小島雄四郎の師事を受け、2008年に小島美代子、紗和子で「螺鈿をもっと身近に」をモットーにchogoroを立ち上げました。
西宮阪急にて個展、各地で個展、グループ展に参加。
兵庫県民芸協会会員
HP→http://chogoro.com/

小島紗和子氏 作品 小島紗和子氏 作品


《小島優(あつし)さんプロフィール》
1973年 兵庫県伊丹市生まれ
1991年 渡英。椅子職人ビルハッドフィールド氏に師事
1995年 神戸ギャラリーミウラにて初個展
1997年 阪急うめだ本店美術画廊にて個展
2008年 松屋銀座にて個展
2009年 丹波篠山・まちなみアートフェスティバルに参加
兵庫県民芸協会会員

小島優氏 作品小島優氏 作品小島優氏 作品



《児玉正和さんプロフィール》
1970年 大阪市寝屋川生まれ
1990年 木工 笹倉徹氏に師事
2002年 独立
2009年 南船場、ギャラリー縄にて、木漆芸・軸装 児玉正和・辻めぐみ展
2011年 ギャラリー縄にて初個展
2012年 ギャラリー縄にて秋、個展
兵庫県民芸協会会員

児玉正和氏 作品  児玉正和氏 作品  児玉正和氏 作品

《辻本知之さんプロフィール》
1978年 兵庫県西宮市生まれ
2000年 関西芸術短期大学卒業
     宝塚造形芸術大学に3年次編入
2002年 宝塚造形芸術大学卒業
     小林秀晴氏に師事
2008年 第58回 西宮市展 入選
     第46回 兵庫工芸展 兵庫県芸術文化協会賞受賞
2009年 第47回 兵庫工芸展 入選
     7年の弟子を経て独立
2011年 西宮市に工房くくのち設立
現在に至る
兵庫県民芸協会会員

辻本知之氏  辻本知之氏 作品

《野澤裕樹さんプロフィール》
1971年   大阪府生まれ
       アンティーク家具修理・内装工・大工など様々な職歴を経て
       インテリア関連会社(大阪市内)にて大工・家具設計製作を担当。
2010年   兵庫県篠山市今田町に筑房
       pon crafts として活動開始。
2011年   兵庫県篠山市栗柄に移転。
2011年7月 居七十七をオープン。
      木漆器芸・木製の製作、開発などを行っている。
兵庫県民芸協会会員

野澤裕樹氏 作品  野澤裕樹氏 作品

《平松源さんプロフィール》
1957年 東京都に生まれる
1977年 小島雄四郎(人間国宝黒田辰秋門下)に師事
1981年 伊丹市で独立、作家活動を始める。西武百貨店で個展(以降数回)
1987年 京都「無名舎」生活工芸展(以降数回)
1992年 滋賀県高島市に工房を移転
2009年 日本民藝館展入選
2011年 大山崎山荘美術館「かんさいいすなう」展
2012年 阪神百貨店「くらしの工芸5人展」
2016年 赤穂「桃井ミュージアム倫の会」参加

平松源氏 作品


《染織》


《石原良子さんプロフィール》
1968年 奈良県生まれ
1999年 木綿の手紡ぎ手織を学ぶ
2011~2016年 日本民藝館展 入選
現在は木綿、麻(特にリネン)を主に織る。
京都民芸協会会員

石原良子氏 作品石原良子氏 作品


《中村紀子さんプロフィール》
神戸生まれ
1978年 大阪にて仲野扶美子氏に師事。
     染色の基本を学ぶ。
     中部国展入選
1986年 奈良にて武藤たか子氏に師事。
     草木染め、紬織を学ぶ
1999年 「くらしの工芸展」参加、以降毎回出品
2009、2010年 日本民藝館展出品、入選
神戸、奈良他で個展、グループ展
兵庫県民芸協会会員

中村紀子氏 草木染 手紬、手織りガーゼ地ショール 中村紀子氏 草木染め(桜、茜)着尺、帯揚げ、ショール 中村紀子氏 作品

《藤原晶子さんプロフィール》
1941年 兵庫県太子町生まれ
1964年 大阪樟蔭女子大学卒業
1999年 足立康子氏に師事
2007年 日本民藝館展出展「帯」
2008年 日本民藝館展出展「のれん」
2009年 藤原晶子個展(加古川市民ギャラリー)
    くらしの工芸展参加
2012年 丹波布に魅せられた人びと展(加古川松風ギャラリー)
2013年 足立康子・藤原晶子 丹波布二人展(龍野・末廣醤油北の家)
2013年 現代手紡物クラフト公募展出展 「丹波布帯地」 入選
2014年 日本工芸館公募展出展 「丹波布九寸名古屋帯地」 入選
兵庫県民芸協会会員
2015年 日本民藝館展-新作工藝公募展-「丹波布九寸名古屋帯地」入選

藤原晶子氏 作品  藤原晶子氏 作品  藤原晶子氏 作品

《石工》


《松崎勝美さんプロフィール》
1959年 京都人形頭師 川瀬猪山を曾祖父に持ち京都に生まれる
1986年 石の仕事に入る
1991年 鳥取 民芸館たくみ
2008年 成田国際空港アートワーク「日本の手わざ」石部門制作
    神戸 兵庫民芸協会「暮らしの工芸展」
2000年 岡山天満屋百貨店
2010年 Santa Barbara,California Private Garden
2011年 Paris 45rpm
    東京 45rpm Badou-R
    Los Angels Tortoise
2013年 東京 日本橋三越本店
2015年 台湾 IBS菩薩寺
    大阪阪急うめだ本店
    島根 郡言堂
    New York 45rpm
2016年 京都 大丸百貨店

松崎勝美氏 作品松崎勝美氏 作品


《真鍮》

《菊地流架さんプロフィール》
 岡山県瀬戸内市で、真鍮という素材を中心にカトラリー・雑貨・アクセサリーを作っています。 真鍮は使っていくうちに落ち着いた色に変化してゆく素材です。 たたいたり切ったりと手で作るその作品は、ひとつひとつに表情を持っています。 手に馴染んでくるLueの真鍮はその人の生活をあたたかいものにしてくれます。 使うたびに少しうれしい気持ちになれるもの、末永く使っていただける様なもの作りをしています。

菊地流架氏 作品


《編組》

《須浪隆貴さんプロフィール》
1886年 倉敷市茶屋町にて創業
1967年 屋号を須浪亨商店とする
現在 5代目須浪隆貴となる

 古くからいぐさの生産地として知られる岡山県倉敷市にて、いぐさのかご「いかご」を製造しております。ちょっとしたおでかけや買い物、暮らしのかごとしてお使い頂けますと幸いです。

須波隆貴氏 作品


《硝子》

《三宅義一さんプロフィール》
1972年 岡山県岡山市に生まれる
1994年 鳥取大学農学部卒業
1996年 愛媛県伊予郡 吹工房村上恭一氏に師事
1999年 広島県福山市 グラスヒュッテ舩木舩木倭帆氏に師事
2009年 岡山市にて“三宅吹硝子工房”を設立
2010年 日本民藝館展、国画会入選

三宅義一氏 作品

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