展覧会

特別展:特別展年

春季特別展 そばちょこ 衣装持ちの器

会期:2024年3月2日(土)~7月16日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ※3月20日(水・祝)は開館

そば猪口とは、蕎麦のつけ汁を入れる容器として用いられてきた器です。元々は膳の上で料理を盛
る向付として使われてきましたが、江戸時代に蕎麦が流行した際に、つけ汁を入れる器として庶民の
間へ広く普及していきました。大阪日本民芸館で収蔵するそば猪口の多くは、古伊万里と呼ばれる
江戸時代の伊万里焼です。佐賀県の有田を中心に焼かれ、伊万里港から全国へ出荷されたことでこの
ように呼ばれました。

柳宗悦が自身の著作である『藍絵の猪口』の中で、「この猪口くらい衣装持ちは無いといえる」
と評したように、蕎麦猪口の魅力は、実に多彩な模様が描かれた点にあります。模様の種類は、植物、
動物、人物、風景、幾何学、文物などを基本に、複数の模様を組み合わせたり、ひとつの模様に工夫
を加えるなどして、数限りないバリエーションが生み出されました。これらは、器の胴体、口縁部、
見込み、底部と各所に施されており、とりわけ胴体や口縁部は彎曲面への描画となるため、職人達の
腕の見せ所でした。

当館が収蔵する古伊万里そば猪口は蒐集家の佐藤禎三氏より1979年に寄贈いただいたコレクション
です。本展では、3000点におよぶそば猪口コレクションより、約1000点をご覧いただきます。
小さな器いっぱいに描かれた豊かな意匠の世界をこの機会にぜひお楽しみください。

関連イベント

イベントのご予約は、大阪日本民芸館(℡ 06-6877-1971)まで、お電話でお申込みください。

◆記念講演会「古伊万里・そば猪口の変遷 -多彩な文様の魅力-」

講師:大橋康二氏(佐賀県立九州陶磁文化館 名誉顧問)
日時:6月9日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:90名(要予約) 聴講料:300円
そば猪口ファン必携の『蕎麦猪口大辞典』の監修・執筆者で、古伊万里研究の第一人者である
佐賀県立九州陶磁文化館の元館長、大橋康二先生をお招きして、古伊万里のそば猪口の魅力に

ついて語っていただきます。
◆呈茶
大阪日本民芸館・渡り廊下にて、友の会有志の方々によるお茶とお菓子をお楽しみください。
日時:6月9日(日) 11:00~16:00
◇料金:500円(お抹茶とお菓子)
※予約は不要です(講演後のお時間は混み合います)

◆みんげい市
陶磁器、木工品、染織品などの展示即売
日時:5月11日(土)、12日(日) 10:00~17:00
会場:大阪日本民芸館 正面入口前・中庭
※入場無料
毎年たくさんの皆さんにご来場いただいている「みんげい市」を今年も開催します。
関西地方を中心とした作り手20名以上による陶磁器、木工品・染織品などの展示販売を行います。
作り手と直接ふれあいながら、お気に入りの品を見つけてください。

【みんげいゼミ&ワークショップ】

◆みんげいゼミ「白磁の仕事」
講師:石飛勲氏(白磁工房 陶工)
日時:4月7日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約) 聴講料:300円
大阪日本民芸館のミュージアムショップでも人気の「白磁工房」の陶工である石飛勲氏をお招き
して、白磁の仕事についてお話をうかがいます。

◆みんげいゼミ「民藝運動とそば猪口」
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:6月23日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約) 聴講料:300円

◆はじめての「民藝」 ―民藝運動と共に歩んだ人々―
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:3月24日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:300円

◆ギャラリートーク 特別展の見どころを、展示室で作品鑑賞しながら、学芸員が解説いたします。
開催日:3/10(日)、30(土)、4/14(日)、27(土)
5/5(日)、25(土)、6/16(日)、29(土)
7/6(土)、14(日)
時間:各回14:00~14:30 ※予約は不要です。

※上記イベントは別途大阪日本民芸館入館料が必要です。
※諸般の事情により、やむを得ずイベントが中止、延期になる場合があります。
最新情報は当館ホームページにて確認ください。

秋季特別展「喜如嘉の芭蕉布物語」※終了しました

会期:2023年9月2日(土)~12月19日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日

 芭蕉布とは沖縄で織られている、糸芭蕉の繊維を用いた織物です。戦時中に途絶えかけていた芭蕉布を
復興に導いたのは、沖縄県喜如嘉の平良敏子(1921-2022)です。岡山県倉敷市に女子挺身隊の一員として
訪れていた平良は、戦後しばらく帰郷することができなった時期に、民藝運動の同人であった大原總一郎
(当時の倉敷紡績社長)から織物を学ぶように勧めを受けました。そして彼女は、仲間たちと共に外村
吉之介(倉敷民藝館初代館長)から織物を習い、柳による『芭蕉布物語』に出会います。

 帰郷の際、大原と外村から「沖縄で芭蕉布を織り続けてほしい」という思いを託された平良は、戦後の
喜如嘉で地域の女性たちと共に芭蕉布を復興に導きました。1974年には「喜如嘉の芭蕉布」が重要無形
文化財に、2000年には平良敏子が国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、現在では日本を
代表する手工芸品として高く評価されています。
 
如嘉の芭蕉布の歩みの傍らには、大原や外村といった民藝運動の同人たちとの様々な交流がありました。
平良敏子と民藝運動との出会いから始まる喜如嘉の芭蕉布の物語を、この機会にぜひお楽しみください。

関連イベント

イベントのご予約は、大阪日本民芸館(℡ 06-6877-1971)まで、お電話でお申込みください。
9/1まで夏期休館中ですが8/8・10・11と水土日を除き受付可能です。

◆記念講演会「喜如嘉の芭蕉布」 ※終了しました
講師:平良美恵子氏(喜如嘉の芭蕉布保存会会長)
日時:10月15日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:90名(要予約)
聴講料:300円

◆呈茶 ※終了しました
大阪日本民芸館・渡り廊下にて、友の会有志の方々によるお茶とお菓子をお楽しみください。
日時:10月15日(日) 11:00~16:30
◇料金:500円 (お抹茶とお菓子) ※予約は不要です

◆特別ギャラリートーク ※終了しました
講師:平良美恵子氏(喜如嘉の芭蕉布保存会会長)
日時:9月8日(金) 17:00~18:00 (通常の開館時間が終了した後に開催いたします。)
会場:大阪日本民芸館・展示室
定員:50名(要予約)
講料:300円

【みんげいゼミ&ワークショップ】

◆みんげいゼミ「科学から見る芭蕉布 ―芭蕉布材料の観察付き―」 ※終了しました
講師:野村陽子氏(沖縄科学技術大学院大学サイエンステクノロジーグループ)
   小泉好司氏(沖縄科学技術大学院大学イメージングセクション)
日時:10月15日(日) 10:30~12:00(10:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:90名(要予約)
聴講料:300円

◆みんげいゼミ「芭蕉布と倉敷 ―大原總一郎・外村吉之助・平良敏子―」 ※終了しました
講師:栗田邦江氏(元倉敷民藝館学芸員)
日時:11月5日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:300円

◆ワークショップ「芭蕉の苧引き体験」 ※終了しました
講師:平良美恵子氏、他1名
日時:12月3日(日) 13:00~16:00(12:30開場)
会場:大阪日本民芸館
定員:20名(要予約)
参加費(材料費込み)15,000円

◆はじめての「民藝」  ―民芸運動の広がりと全国の民芸館―  ※終了しました
日時:11月26日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:300円

◆ギャラリートーク
特別展の見どころを、展示室で作品鑑賞しながら、学芸員が解説いたします。
開催日:9/16(土)、24(日)、10/21(土)、29(日)、
    11/12(日)、18(土)、12/9(土)、17(日)
時間:各回14:00~14:30 ※予約は不要です。

※上記イベントは別途大阪日本民芸館入館料が必要です。

※諸般の事情により、やむを得ずイベントが中止、延期になる場合があります。
最新情報は当館ホームページにて確認ください。

春季特別展『絞り染めの世界―安藤宏子のまなざし―』※終了しました。

春季特別展 「絞り染めの世界―安藤宏子のまなざし―」

会期:令和5年3月4日(土)~7月17日(月・祝)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ※11月23日(水・祝)は開館

絞り染めとは、布を糸で縫い、縛り、括り、あるいは布そのものを折り畳んで強く引き締めることで防染し、模様を染める技法です。世界中には様々な絞り染めが存在しており、それらは、各地の文化や風土の中で育くまれ、地域性豊かな発展をとげてきました。特に日本はおよそ100種余りという、世界においても驚くほどに多くの技法が生み出された国です。こうした絞り染めの技法は、産地で受け継がれるのみならず、作家達の手により表現技法として新たな魅力を発揮しています。
本展では、安藤宏子氏が見出してきた国内外の絞り染め作品と併せて、氏自身の作品をご紹介します。九州の豊後絞り・筑前絞りや愛知県の有松・鳴海絞りに加え、海外からはインドの色とりどりのターバンやヴェール、アフリカの力強い腰布。そして、安藤宏子氏による、多彩な技法を活用した自由闊達な作品の数々。過去から現代まで、時代や地域を超えて広がる、絞り染めの世界の魅力をご覧いただきます。

《関連イベント》ご予約は、大阪日本民芸館まで(℡ 06-6877-1971)3/3まで休館中ですが水土日を除き受付可能です。
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。

◇記念講演会◇
「豊後絞りと世界の絞り」
日時:6月4日(日)14:00~15:30(13:30開場)
講師:安藤宏子氏(絞り染め作家)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:90名(要予約)
聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
日時:6月4日(日) 11:00~16:30
担当:大阪日本民芸館友の会有志
会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
料金:500円(お抹茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇みんげい市(陶磁器・木工品・染織品などの展示即売)◇
日時:5月13日(土)、14日(日) 10:00~17:00
会場:大阪日本民芸館正面入り口・中庭
料金:入場無料

◇ワークショップ◇

□①雪花絞りワークショップ
日時: 3月26日(日)午前の部 10:30~12:30 午後の部 14:30~16:30
講師:近藤泰仁氏(有限会社こんせい 取締役社長)、近藤弥栄子氏(有限会社こんせい)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:各回20名(要予約)
参加費:5,000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
持ち物:エプロン、ゴム手袋 濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。

□②絞り染めワークショップ≪初級コース―菊花絞り―≫
日時: 4月 8日(土)午前の部 10:30~12:30 午後の部 14:30~16:30
講師:安藤宏子氏(絞り染め作家)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:各回20名(要予約)
参加費:5,000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
持ち物:エプロン、ゴム手袋 濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。

□③絞り染めワークショップ≪上級コース―手筋絞り―≫
日時: 4月 9日(日)10:30~16:00
講師:安藤宏子氏(絞り染め作家)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:10名(要予約)
参加費:20,000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
持ち物:エプロン、ゴム手袋 濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。

□④日本紫染めワークショップ
日時: 5月21日(日)10:30~16:00
講師:安藤宏子氏(絞り染め作家)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:10名(要予約)
参加費:50,000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
持ち物:エプロン、ゴム手袋 濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。

□⑤絞りで遊ぶ
日時: 7月 2日(日)11:00~15:00
講師:安藤宏子氏(絞り染め作家)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:15名(要予約)
参加費:7,000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
持ち物:エプロン、ゴム手袋 濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。

◇はじめての「民藝」◇
初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
日時:4月23日(日)14:00~15:30(13:30開場)
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(要予約)
聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇特別ギャラリートーク(安藤宏子氏による展示解説)◇
日時:5月20日(土)11:30~12:00 14:00~14:30
会場:大阪日本民芸館・展示室
参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
3月12日(日)、18日(土)、4月 2日(日)、29日(土・祝)
5月 7日(日)、27日(土)、6月10日(土)、25日(日)
7月 9日(日)、15日(土)
各回:14:00~14:30
参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ご来館にあたっては、以下の点にご留意いただきますよう、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

(留意点)

■37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状がある方、過去2週間以内に感染が引続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。(入館時に体温を測定させていただきます。)
■受付にて代表者の方の氏名・住所(市町村)・連絡先電話番号の記載もしくは接触確認アプリ(大阪コロナ追跡システム)の利用にご協力ください。万が一に備え、保健所等の聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。
■受付、トイレに手指消毒用アルコールもしくは石けん液を設置していますのでご利用ください。
■マスクの着用及び咳エチケットのご協力をお願いいたします。
■お客様同士の距離(できるだけ2m)を確保してください。
■展示品等には、お手を触れないでください。
■お客様同士の大声での会話はお控えください。
■利用者が多数となった場合は、入場制限等を実施させていただく場合があります。

秋季特別展『濱田庄司と柳宗理 ―ふたりの館長―』 ※終了しました。

秋季特別展 大阪日本民芸館50周年記念「濱田庄司と柳宗理 ―ふたりの館長―」

会期:令和4年9月3日(土)~12月13日(火) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ※11月23日(水・祝)は開館

 陶芸とプロダクトデザイン、それぞれの分野を牽引した濱田庄司(1894-1978)柳宗理(1915-2011)。濱田は大阪日本民芸館の初代館長を、柳は二代目館長を務め、当館には彼らにゆかりの作品が多数収蔵されています。分野は違えども、二人の館長は大阪日本民芸館の萬集や展示に関して、一様に「新作の蒐集・紹介こそ目標であり使命」と考えていました。
 初代館長である濱田庄司は、当館の前身となるパビリオン「日本民藝館」(大阪万博にて出展)で名誉館長を、1972年に「大阪日本民芸館」が開館して以降は亡くなる直前まで館長を務めました。パビリオン「日本民藝館」では、民藝の将来性を示すという方針を主導し、自ら展示ケースの設計にも加わりました。大阪日本民芸館として開館して以降もその方向性は変わらず、新作の蒐集を積極的に行いました。
 二代目館長である柳宗理は、1978年から館長を務め、インドを中心に海外の染織品や沖縄の陶磁器、そして濱田と同様に当時の新作の蒐集に携わりました。さらに、展覧会のポスターや図録の製作も手掛け、デザイナーとしての手腕を発揮しました。
 本展では、大阪日本民芸館の館長としての濱田庄司・柳宗理に着目し、彼らにゆかりの収蔵品や彼らと民藝との出会いによって生まれた作品をご紹介します。それぞれがどのように民藝と向き合い、館長としてなにを遺したのか、ふたりの館長の仕事の軌跡をぜひご覧ください。

《関連イベント》ご予約は、大阪日本民芸館まで(℡ 06-6877-1971)9/2まで休館中ですが8/15と水土日を除き受付可能です。
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。

◇記念講演会◇
「民藝館の仕事―歴代館長・濱田庄司、柳宗理を通して―」
 日時:12月4日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:杉山亨司氏(日本民藝館常務理事)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
 日時:12月4日(日) 11:00~16:30
 担当:大阪日本民芸館友の会有志
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:500円(お抹茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇座談会◇

□第一回 「民藝⊂プリミティズム」
 日時:10月8日(土)14:00~15:30(13:30開場)
 話し手:柳新一氏(柳工業デザイン研究会理事長)
     山本教行氏(陶芸家、クラフト岩井窯主宰)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

□第二回 「今までの50年、これからの50年」
 日時:11月3日(木・祝)14:00~15:30(13:30開場)
 話し手:柳新一氏(柳工業デザイン研究会理事長)
     高木崇雄氏(「工藝風向」店主・日本民藝協会常任理事)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」「民藝運動の眼 ―濱田庄司の作品から」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:11月20日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
  
 9月11日(日)、23日(金・祝)、10月2日(日)、22日(土)
 11月13日(日)、26日(土)、12月11日(日)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ご来館にあたっては、以下の点にご留意いただきますよう、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

(留意点)

■37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状がある方、過去2週間以内に感染が引続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。(入館時に体温を測定させていただきます。)
■受付にて代表者の方の氏名・住所(市町村)・連絡先電話番号の記載もしくは接触確認アプリ(大阪コロナ追跡システム)の利にご協力ください。万が一に備え、保健所等の聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。
■受付、トイレに手指消毒用アルコールもしくは石けん液を設置していますのでご利用ください。
■マスクの着用及び咳エチケットのご協力をお願いいたします。
■お客様同士の距離(できるだけ2m)を確保してください。
■展示品等には、お手を触れないでください。
■お客様同士の大声での会話はお控えください。
■利用者が多数となった場合は、入場制限等を実施させていただく場合があります。

春季特別展 『今のかたち ―西日本の民藝―』※終了しました。

春季特別展 大阪日本民芸館50周年記念「今のかたち ―西日本の民藝―」

会期:令和4年3月5日(土)~7月18日(月・祝) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 5月6日(金) ※5月4日(水・祝)は開館


 1972年に「民藝運動の西の拠点」として開館した大阪日本民芸館は、今年で50年の節目を迎えます。本展ではこれを記念して、関西から沖縄までの西日本で活躍する現役の作り手、約100名の作品を一堂にご覧いただきます。
 柳宗悦らが創始した民藝運動は、彼らが見出した美の紹介を主軸に、手仕事の復権や各地の民芸館を拠点とした普及活動など多彩な広がりをみせました。その活動の一つとして早くから目指されていたのが、時代に即した新作を生み出しそれらを生活に結ぶことでした。こうした民藝運動には草創期から多くの作り手が参加し、担い手として活躍する一方で、彼らもまたその美意識を自らの制作に生かしてきました。そして現在でも、様々な立場、世代、あるいは地域性や制作の分野といった異なる状況の中で、それぞれに民藝と向き合いながら優れた品物を生み出しています。 
 民藝という言葉のもとに集った現代の作り手達による「今のかたち」、その多様性や魅力を200点以上の作品を通してご紹介します。コロナ時代の今だからこそ、西日本各地の作り手のもとへ旅をするように、現代の手仕事の数々をお楽しみください。

山本教行_黒釉貼付文ピッチャー_1985年 小谷英次_蓋付壺鳥_2021年 平松源_拭漆栗厨子_2022年 出西窯_海鼠釉注瓶_1990年
倉敷本染手織研究所_倉敷ノッティング_2021年 倉敷本染手織研究所_倉敷ノッティング_2021年 笹倉徹_欅食卓椅子_2015年 
《関連イベント》
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。

◇記念講演会◇
「民藝運動とその担い手としての現代作家-濱田庄司を起点に-」
 日時:6月19日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:濱田琢司氏(関西学院大学文学部教授)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
 日時:6月19日(日) 11:00~16:30
 担当:大阪日本民芸館友の会有志
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:500円(お抹茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇座談会―民藝とものづくりを語る―◇

□第一回 岩井窯×小鹿田焼×工芸店店主
 日時:3月26日(土)14:00~15:30(13:30開場) ←申し込み多数により受付終了致しました
 話し手:山本教行氏(陶芸家、クラフト岩井窯主宰)
     坂本創氏(小鹿田焼坂本工窯窯元)
 聞き手:高木崇雄氏(「工藝風向」店主・日本民藝協会常任理事)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

□第二回 森山窯×哲学者
 日時:6月5日(日)14:00~15:30(13:30開場)←申し込み多数により受付終了致しました
 話し手:森山雅夫氏(森山窯陶工)
     三宅康太氏(森山窯陶工)
 聞き手:鞍田崇氏(哲学者、明治大学理工学部准教授)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇みんげい市(陶磁器・木工品・染織品などの展示即売)◇
 日時:5月14日(土)、15日(日) 10:00~17:00
 会場:大阪日本民芸館正面入り口・中庭
 料金:入場無料

◇手仕事の実演-かたちを作る-◇

□糸紡ぎの日
 日時:4月10日(日) 11:00~16:00(休憩等で不在にしている場合もあります)
 実演:リネンの糸紡ぎ:石原良子氏(染織家)
    木綿の糸紡ぎ:丹波布技術者協会
 会場:大阪日本民芸館・無料スペース
 料金:入場無料

□椅子の日
 日時:4月23日(土) 11:00~16:00(休憩等で不在にしている場合もあります)
 実演:椅子作り:小島優氏(椅子作家)
    座面のペーパーコード編み:平松源氏(木漆工芸家)
 会場:大阪日本民芸館・無料スペース
 料金:入場無料

□焼き物の日
 日時:7月3日(日) 11:00~16:00(休憩等で不在にしている場合もあります)
 実演:ろくろ成形:河井一喜氏(陶芸家)
          西堀志伸氏(露古壽窯陶工)
 会場:大阪日本民芸館・無料スペース
 料金:入場無料

◇ワークショップ ―スリップウェアの模様を描く―◇

□豆皿の会
 豆皿二枚にスリップウェアの模様を描きます。
 日時:5月28日(土)午前の部10:30~11:30 ←申し込み多数により受付終了致しました
            午後の部14:00~15:00 ←申し込み多数により受付終了致しました
 講師:山口和声氏(陶工)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:午前の部、午後の部それぞれ10名(要予約)
 料金:4,000円(材料費、焼成後の送料込み 別途大阪日本民芸館入館料が必要)

□大きいお皿の会
 7寸のお皿一枚にスリップウェアの模様を描きます。
 日時:5月29日(日) 午前の部10:30~11:30 ←申し込み多数により受付終了致しました
           午後の部14:00~15:00 ←申し込み多数により受付終了致しました
 講師:山口和声氏(陶工)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:午前の部、午後の部それぞれ10名(要予約)
 料金:5,500円(材料費、焼成後の送料込み 別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:7月10日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
  
 3月13日(日)、19日(土)、4月3日(日)、30日(土)
 5月21日(土)、6月12日(日)、25日(土)、7月17日(日)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ご来館にあたっては、以下の点にご留意いただきますよう、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

(留意点)

■37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状がある方、過去2週間以内に感染が引続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。(入館時に体温を測定させていただきます。)
■受付にて代表者の方の氏名・住所(市町村)・連絡先電話番号の記載もしくは接触確認アプリ(大阪コロナ追跡システム)の利にご協力ください。万が一に備え、保健所等の聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。
■受付、トイレに手指消毒用アルコールもしくは石けん液を設置していますのでご利用ください。
■マスクの着用及び咳エチケットのご協力をお願いいたします。
■お客様同士の距離(できるだけ2m)を確保してください。
■展示品等には、お手を触れないでください。
■お客様同士の大声での会話はお控えください。
■利用者が多数となった場合は、入場制限等を実施させていただく場合があります。

秋季特別展 秋季特別展『型絵染 三代澤本寿』

春季特別展「型絵染 三代澤本寿」

会期:2021年9月4日(土)~12月14日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ただし11月3日(水・祝)は開館

 長野県松本市に生まれた三代澤本寿(1909-2002)は、染色家として数々の優れた作品を手掛けると共に、信州の民藝運動の普及に多大な貢献を果たした人物です。
 三代澤が民藝と出会ったのは、地元の松本商業学校を卒業し、親戚の染料店を手伝う為に静岡に移り住んだ1935年のことでした。近所に住んでいた版画家の小川龍彦を通じて、民藝運動やその同人達と知り合います。同じ年、後に師となる染色家・芹沢銈介の作品を目にした三代澤は、これに強い感銘を受け型絵染作家を志します。主な素材には、染色作業において水を使うことから難易度が高いとされていた和紙を選び、技法と素材それぞれの特色を生かした沢山の作品を生みだしました。
 1939年には民藝運動の創始者である柳宗悦と出会い、三代澤は生涯を通して柳を師と仰ぎます。柳もまた若き三代澤に大きな期待と信頼を寄せ、民藝運動の機関誌である『工藝』の他、『諸国の土瓶』、『日田の皿山』といった柳の代表的な著作の装幀を任せました。
 1960年代後半以降、柳亡き後の三代澤は次第に民藝運動の中心を離れ、ひとりの作家として新たな道を歩み始めます。この時代の作品には、故郷である信州の山々や野生の動植物、取材旅行として出かけた異国の風景、クラシック音楽など彼の心を震わせた様々なものがモチーフとして登場します。時に愛らしく、時に力強く、多彩な魅力に溢れた作品の数々からは雄大な自然や人々の暮らしに向ける温かな眼差しが窺えるでしょう。
 本展では、春季特別展「型絵染 三代澤本寿」をベースに一部作品を入れ替えて、引き続き150点以上の三代澤作品をご覧いただきます。生き生きとした色とかたちに溢れた三代澤本寿の世界を、ぜひお楽しみください。

《関連イベント》
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。


ギャラリートーク
9月12日(日)、25日(土)、10月10日(日)、23日(土)、11月7日(日)、20日(土)、12月5日(日)、11日(土)
各回14:00~14:30
※民芸館入館料が別途必要、予約不要

春季特別展『型絵染 三代澤本寿』※終了しました。

春季特別展「型絵染 三代澤本寿」

会期:令和3年3月6日(土)~8月1日(日) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ただし5月5日(水・祝)は開館  4月13日(火)5月6日(木)は休館


 長野県松本市に生まれた三代澤本寿(1909 ― 2002)は、染色家として数々の優れた作品を手掛けると共に、長野県松本の民藝運動の普及に尽力した人物でもあります。
 地元の松本商業学校を卒業した三代澤は親戚の染料店を手伝う為に静岡に移り、そこで民藝運動に出会います。同じ頃、染色家・芹沢銈介の作品に触れた三代澤は、これに強い感銘を受け染色家の道を歩み始めました。技法は、図案の考案から染めまでの全工程を一人で行う型絵染を用い、屏風やパネル、のれんに着物など実に多彩な作品を残しました。
 1939年には民藝運動の創始者である柳宗悦と出会い、生涯を通して三代澤は柳を師と仰ぎます。柳もまた若き三代澤に大きな期待と信頼を寄せ、民藝運動の機関誌である『工藝』の他、『諸国の土瓶』、『日田の皿山』といった柳の代表的な著作の装幀を任せました。
 柳が没してから民藝運動の中心を離れていく三代澤は、信州の山々を歩きはじめ、クラシック音楽に親しみ、取材旅行と称して積極的に海外に赴くようになります。この時代の作品には、故郷の山々やそこに息づく動植物、異国の街並み、遺跡、音楽など、自らの心を震わせた様々なものがモチーフとして登場します。そこには、雄大な自然や人々の暮らしへ向ける温かな眼差しが感じられるでしょう。
 本展は、関西において150点以上の三代澤作品をご覧いただける貴重な機会です。時に愛らしく、時に大胆に、時に詩的に。生き生きとした色とかたちが織りなす三代澤本寿の世界をお楽しみください

《関連イベント》
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。

◇記念講演会◇
「作家が担う民藝運動の時代へ─万博の「日本民藝館」と濱田庄司─」
 日時:6月13日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止致します。
 講師:濱田琢司氏(関西学院大学文学部教授)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇記念講演会◇
「食事(ケハレ)と民藝」
 日時:7月4日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止致します。
 講師:土井善晴氏(料理研究家)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇みんげいゼミ(少人数制の講座)◇
 「三代澤本寿 民藝のまなざしと作品の魅力をたどる」
 講師:武藤美紀氏(松本市美術館学芸員)
 日時:5月23日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止致します。
 会場:国立民族学博物館・第3セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:40名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」「民芸運動とEXPO’70―挑戦としてのパビリオン「日本民藝館」―」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:3月28日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:15名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇染紙ワークショップ◇
 日時:4月25日(日)13:00~15:30 ⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため延期致します。延期後の日程は確定次第お知らせします。
 講師:M.Motoju会(代表:三代澤保水氏)
 参加費:1000円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)
 ※濡れたり染料がついても大丈夫な服装でお越しください。
 会場:大阪日本民芸館
 定員:20名(要予約)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
 3月14日(日)、20日(土・祝)、4月11日(日)、17日(土)

 5月16日(日)、29日(土)⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止致します。

 6月 6日(日)     ⇒新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止致します。

 6月26日(土)7月11日(日)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ご来館にあたっては、以下の点にご留意いただきますよう、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

(留意点)

■37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状がある方、過去2週間以内に感染が引続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。(入館時に体温を測定させていただきます。)
■代表者の方の氏名・住所(市町村)・連絡先電話番号を受付にて記載いただきます。万が一に備え、保健所等の聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。
■受付、トイレに手指消毒用アルコールもしくは石けん液を設置していますのでご利用ください。
■マスクの着用及び咳エチケットのご協力をお願いいたします。
■お客様同士の距離(できるだけ2m)を確保してください。
■展示品等には、お手を触れないでください。
■お客様同士の大声での会話はお控えください。
■利用者が多数となった場合は、入場制限等を実施させていただく場合があります。

秋季特別展 秋季特別展 大阪万博50周年記念「民藝の軌跡-ポストEXPO’70の作家達-」

秋季特別展 大阪万博50周年記念「民藝の軌跡  ―ポストEXPO’70の作家達―」

会期:2020年9月5日(土)~12月13日(日) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日

 大阪日本民芸館は、一九七〇年のEXPO’70において、関西財界有志と東京・駒場の日本民藝館が出展したパビリオン「日本民藝館」を前身として一九七二年に開館しました。
 パビリオン「日本民藝館」では、民藝運動の創始者である柳宗悦(一八八九-一九六一)が蒐集した江戸期の工芸品、当時の地方の手仕事、そして運動に関わっていた作家達の作品が展示され、「民藝」の発見から一九七〇年に至るまでの民藝運動の展開が優れた作品を通して披露されました。なかでも、第二展示室、第三・四展示室では当時の職人や作家達が新作を出品し、民藝運動は古作品の顕彰にのみ留まるものではなく、民藝の美を糧に、新たな制作を目指す活動であることが表現されたのです。
 大阪日本民芸館はパビリオン「日本民藝館」の意志を引き継ぎ、開館当初より新作の紹介を重視してきました。主には日本民藝館展や国展といった公募展の入選作を中心に、現在も活躍を続ける作家達の若き日の作品を収蔵しています。
 本展では、大阪日本民芸館の収蔵品より、EXPO’70終了後から現在にかけて制作された新しい世代の作家達の作品を中心に、濱田庄司(一八九四-一九七八)、芹沢銈介(一八九五-一九八四)といった民藝運動草創期を支えた作家達や、武内晴二郎(一九二一-七九)、沖塩明樹(一九二九-二〇〇二)、柚木沙弥郎(一九二二-)など濱田らの薫陶を受けた世代の作品を展示します。一九七〇年代以降、民藝を取り巻く状況や社会全体も大きく変化していく中、美しいものを生み出そうとしてきた民藝運動の軌跡を、作家達による優品の数々からご紹介します。
 また、併設展示では、春季特別展でのパビリオン「日本民藝館」の再現展示をベースとして、一九六〇年代後半に制作された地方の手仕事や作家作品を展示します。
 それぞれの時代で、新たな制作に取り組んできた新作工芸運動としての民藝運動の姿をこの機会にぜひご覧ください。


〈併設展示〉
第2展示室  EXPO’70と民藝運動Ⅰ―日本の工芸―
第3・4展示室 EXPO’70と民藝運動Ⅱ―濱田庄司の大鉢を中心に―

《関連イベント》
関連イベントにつきましては、新型コロナウィルスの状況を確認しつつ、随時当館ホームページでご案内いたします。

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
  
10月18日(日)、24日(土)、11月7日(土)、22日(日)
12月12日(土)

各回:14:00~14:30  
参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウイルス感染症に関する取り組みとしまして、
入館の際に、マスクの着用・消毒・検温・お名前ご連絡先のご記入をお願いしております。
また観覧およびギャラリートーク中は会話をお控えいただくと共に、他のお客様との距離をとりながらご参加ください。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

春季特別展 『大阪万博50周年記念 民藝の力  ―パビリオン「日本民藝館」とEXPO’70―』

春季特別展「大阪万博50周年記念 民藝の力  ―パビリオン「日本民藝館」とEXPO’70―」

会期:令和2年5月21日(木)~7月26日(日) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日

 2020年は、大阪万博開催から50年の節目の年です。これを記念して当館では、万博当時のパビリオン「日本民藝館」の展示を全館挙げて再現します。「民芸ブーム」の時代と振り返られる1970年代、最先端を追い求めた大阪万博に出展されたパビリオン「日本民藝館」には、どんなメッセージが託されたのでしょうか。50年後の今、パビリオン「日本民藝館」を振り返りその熱量を体感することは、民芸の現代的意義を再考する上で一つの材料となる筈です。本展覧会は、1970年当時の再現展示を通して、今現在における民芸が持つ意義について改めて問い直すと共に、民芸運動の50年の軌跡を、当館の代表的な収蔵品から紹介します。
 第一展示室「民藝の原点―日本民藝館の収蔵品から―」では、日本民藝館が収蔵する柳宗悦のコレクション約230点を展示します。東北から九州まで日本各地の多彩な陶磁器や、沖縄の紅型、東北の刺子といった染織品、あるいは木漆工、金工品、絵画などの様々な分野の諸工芸品。または、「木喰五行上人 不動明王像」や民芸運動の出発を宣言した『日本民藝美術館設立趣意書』の表紙を飾った古伊万里の蕎麦猪口など、民芸運動の記念碑的な作品を多数展示します。本展は日本民藝館のコレクションより、選りすぐりの優品をご覧いただける貴重な機会です。民藝運動が見出した美の原点とも言うべき作品を、ぜひお楽しみください。

第1展示室  民藝の原点―日本民藝館の収蔵品から―
第2展示室  日本の手仕事―EXPO’70に向けた蒐集品―
第3・4展示室 民藝運動の展開―作家達の作品を中心に―

《関連イベント》
◇大阪万博50周年記念講演会◇
「民藝の魅力」
 日時:6月10日(水)18:00~19:00(17:40開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため中止致します。
 講師:深澤直人氏(日本民藝館館長・プロダクトデザイナー)
 会場:大阪市中央公会堂・小会議室(御堂筋線「淀屋橋」下車)
 定員:100名(要予約)
 聴講料:500円

◇記念講演会◇
「民藝運動と柳宗悦の蒐集―パビリオン「日本民藝館」の出展作品を中心に―」⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため延期致します。日程は後日ホームページにてお知らせ致します。
 日時:4月19日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:杉山享司氏(日本民藝館学芸部長)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:100名
 聴講料:300円

◇呈茶◇
 担当:川西万里氏 (TE tea and eating)
 日時:4月19日(日) 11:00~16:30 ⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため中止致します。
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:1000円(特別展に合せたお茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇記念講演会◇
「食事(ケハレ)と民藝」
 日時:5月24日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため延期致します。日程は後日ホームページにてお知らせ致します。
 講師:土井善晴氏(料理研究家)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:100名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
 担当:大阪日本民芸館友の会有志
 日時:5月24日(日) 11:00~16:30 ⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため中止致します。
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:500円(お抹茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇みんげいゼミ(少人数制の講座)◇
 「作家が担う民藝運動の時代へ─万博の「日本民藝館」と濱田庄司─」
 講師:濱田琢司氏(関西学院大学文学部教授)
 日時:6月28日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため延期致します。日程は後日ホームページにてお知らせ致します。
 会場:国立民族学博物館・第3セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:50名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」「民芸運動とEXPO’70―挑戦としてのパビリオン「日本民藝館」―」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:3月15日(日)14:00~15:30(13:30開場)⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため
    延期致します。延期後の日程は当ページでお知らせします。

 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇親子でできるバラ染めワークショップ◇
 日時:3月22日(日)、5月10日(日) 13:30~14:30 ⇒新型コロナウィルスの感染拡大予防のため中止致します。
 料金:ハンカチ1500円 ストール3000円
 ※どちらもコーヒーか紅茶付き
 会場:大阪日本民芸館
 定員:15組(要予約)
 共催:京阪園芸株式会社、自然観察学習館、薪窯PIZZA・CAFE NORTH GARDEN~ノースガーデン~

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
 新型コロナウィルスの感染拡大予防のため中止致します。
  
 3月8日(日)、21日(土)、4月11日(土)、26日(日)
 5月4日(月・祝)、17日(日)、6月7日(日)、20日(土)
 7月5日(日)、11日(土)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

秋季特別展 『多々納弘光の仕事―出西窯を育み、民藝に生きた陶工―』

秋季特別展「多々納弘光の仕事―出西窯を育み、民藝に生きた陶工―」
Click here for English.

会期:令和元年9月7日(土)~12月17日(火)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日

 出西窯の創業メンバーの一人であり、2017年6月29日に惜しくもこの世を去った多々納弘光。窯元の顔としてよく知られる存在ですが、これまでひとりの作り手として注目されることは多くありませんでした。
 弘光が出西窯で担っていた仕事は、主にハンドル(把手)付けと、型を使って成形する作品の製作。ハンドル付けにおいては、見た目の美しさとともに手に持った時の重量感や掴みやすさなどを重視しており、道具として使われることへの気配りを感じます。
 また作陶において轆轤を用いなかったため、型物の製作には熱心に取り組みました。非常に多くの種類の型を作り、そこから形を取った陶器には櫛描、点打、縄文、指描きといった様々な技法の装飾が施されました。どの作品にも弘光の美意識が表れており、表現の幅や奥行き、愉しさを示す実例として見る者に驚きと感動を与えてくれます。
 日中は出西窯の経営者としての仕事にも追われていたこともあり、工房に入るのは主に終業後、日が暮れてから。そのため作陶する姿を人に見られることは稀で、弘光は作陶には関わっていないと思っていた、という人さえいたのだそうです。
 そんな「名もなき陶工」が続けていた、喜びにあふれた仕事の数々を、どうぞご高覧ください。

◇出西窯について◇
出西窯は、1947年8月に、井上寿人、影山千代吉、多々納弘光、多々納良夫、中島空慧によって島根県出雲市斐川町で創業しました。開窯初期から、民藝運動の同人達の指導を仰ぎながら歩んできた出西窯は、用に即した健康で美しい実用の器を作り続け、現在でも多くの人々から愛されています。第二展示室では、代表的な日常の器はもちろん、1948年の初窯の作品から、出西ブルーと呼ばれる呉須の作品群、プロダクトデザイナーの柳宗理が関わった柳宗理ディレクションシリーズなど様々な年代や種類の作品をご覧いただきます。時代の変化にも応じながら、民藝の理念を礎に、暮らしを彩る実用の陶器を作ってきた出西窯の軌跡を併せてお楽しみください。


〈併設展示〉
第2展示室 出西窯の作品
第3展示室 古伊万里そばちょこ
第4展示室 大型の編組品と染織品

《関連イベント》
◇記念講演会◇
「多々納弘光と民藝」
 日時:10月20日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:多々納真氏(出西窯代表・出雲民藝協会会長)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:100名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
 担当:大阪日本民芸館友の会有志
 日時:10月20日(日) 11:00~16:30
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:500円(お抹茶とお菓子付)※別途入館料が必要、予約不要。

◇みんげいゼミ(少人数制の講座)◇
 「山陰の陶窯―出西窯」
 講師:中ノ堂一信氏(工芸史家、京都造形芸術大学客員教授)
 日時:11月2日(土)14:00~15:30(13:30開場)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

 「思い起こすままに―多々納弘光さんのこと―」
 講師:山本教行氏(陶芸家、クラフト館岩井窯主宰)
 日時:11月24日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」「民藝運動の広がりと全国の民芸館」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:12月1日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
 9月15日(日)、28日(日)、10月14日(月・祝)、22日(火・祝)
 11月10日(日)、30日(土)、12月7日(土)、15日(日)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

◇Upcoming Exhibition◇

Special Exhibition: The works of Hiromitsu Tatano, the late potter
who raised the Shussai-gama kiln and lived to realize the Mingei ethos

Sep 7th(Sat)-Dec 17th(Tue)

Hiromitsu Tatano was one of the founding members of the Shussai-gama Kiln. He passed
away on June 29, 2017.
A well-known face as the manager at the Shussai-gama Kiln, Tatano was never in the
spotlight as an individual potter.
By day he was mainly responsible for the production of pieces with handles and molded
pieces, but when the working day was over he could be found in the workshop after dark.
As he was seldom witnessed in the making process, there were those who thought that
Tatano himself was not involved in making pottery at all. For this reason he has been
called ‘the unknown potter’.
Tatano paid great attention to the balance of aesthetics, weight, and ease of use in
handled works. Eschewing a potter’s wheel, he strived to produce a wide variety of
molded pieces, decorating them with comb lines, dots, straw-rope and finger-painted
designs.
Every work possesses Tatano’s sense of beauty; a surprising and moving display of his
breadth, depth, and enjoyment of expression.
Please enjoy the beauty in the works of ‘the unknown potter’.

Shussai-gama kiln

Shussai-gama kiln was established in August 1947 by Hiromitsu Tatano, Hisato Inoue,
Chiyokichi Kageyama, Yoshio Tatano and Kuue Nakajima in Hikawacho, Izumo city, Shimane
prefecture. Since the beginning, they have followed the Mingei leaders in making
practical, wholesome and beautiful vessels that enhance everyday life and remain much
loved to this day. Gallery 2 displays the kiln’s first firings of 1947 as well as
their iconic cobalt blue works called “Shussai blue”, a series of works made under
the direction of Sori Yanagi and various other works. Please enjoy exploring the unfolding
trajectory which maintains the Mingei ethos in parallel with the changing times.

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