展覧会

特別展

秋季特別展『濱田庄司と柳宗理 ―ふたりの館長―』 ※終了しました。

秋季特別展 大阪日本民芸館50周年記念「濱田庄司と柳宗理 ―ふたりの館長―」

会期:令和4年9月3日(土)~12月13日(火) 
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日 ※11月23日(水・祝)は開館

 陶芸とプロダクトデザイン、それぞれの分野を牽引した濱田庄司(1894-1978)柳宗理(1915-2011)。濱田は大阪日本民芸館の初代館長を、柳は二代目館長を務め、当館には彼らにゆかりの作品が多数収蔵されています。分野は違えども、二人の館長は大阪日本民芸館の萬集や展示に関して、一様に「新作の蒐集・紹介こそ目標であり使命」と考えていました。
 初代館長である濱田庄司は、当館の前身となるパビリオン「日本民藝館」(大阪万博にて出展)で名誉館長を、1972年に「大阪日本民芸館」が開館して以降は亡くなる直前まで館長を務めました。パビリオン「日本民藝館」では、民藝の将来性を示すという方針を主導し、自ら展示ケースの設計にも加わりました。大阪日本民芸館として開館して以降もその方向性は変わらず、新作の蒐集を積極的に行いました。
 二代目館長である柳宗理は、1978年から館長を務め、インドを中心に海外の染織品や沖縄の陶磁器、そして濱田と同様に当時の新作の蒐集に携わりました。さらに、展覧会のポスターや図録の製作も手掛け、デザイナーとしての手腕を発揮しました。
 本展では、大阪日本民芸館の館長としての濱田庄司・柳宗理に着目し、彼らにゆかりの収蔵品や彼らと民藝との出会いによって生まれた作品をご紹介します。それぞれがどのように民藝と向き合い、館長としてなにを遺したのか、ふたりの館長の仕事の軌跡をぜひご覧ください。

《関連イベント》ご予約は、大阪日本民芸館まで(℡ 06-6877-1971)9/2まで休館中ですが8/15と水土日を除き受付可能です。
※新型コロナウィルスの影響により、イベントが中止、延期になる場合があります。最新情報は当館ホームページにて確認下さい。

◇記念講演会◇
「民藝館の仕事―歴代館長・濱田庄司、柳宗理を通して―」
 日時:12月4日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:杉山亨司氏(日本民藝館常務理事)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇呈茶◇
 日時:12月4日(日) 11:00~16:30
 担当:大阪日本民芸館友の会有志
 会場:大阪日本民芸館・渡り廊下
 料金:500円(お抹茶とお菓子)※別途入館料が必要、予約不要。

◇座談会◇

□第一回 「民藝⊂プリミティズム」
 日時:10月8日(土)14:00~15:30(13:30開場)
 話し手:柳新一氏(柳工業デザイン研究会理事長)
     山本教行氏(陶芸家、クラフト岩井窯主宰)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

□第二回 「今までの50年、これからの50年」
 日時:11月3日(木・祝)14:00~15:30(13:30開場)
 話し手:柳新一氏(柳工業デザイン研究会理事長)
     高木崇雄氏(「工藝風向」店主・日本民藝協会常任理事)
 会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
 定員:90名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇はじめての「民藝」「民藝運動の眼 ―濱田庄司の作品から」◇
 初心者の方に向けて、分かりやすく解説します。
 日時:11月20日(日)14:00~15:30(13:30開場)
 講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
 会場:大阪日本民芸館・会議室
 定員:20名(要予約)
 聴講料:300円(別途大阪日本民芸館入館料が必要)

◇ギャラリートーク(学芸員による展示解説)◇
  
 9月11日(日)、23日(金・祝)、10月2日(日)、22日(土)
 11月13日(日)、26日(土)、12月11日(日)
 各回:14:00~14:30  
 参加費:無料 (※別途入館料が必要、予約不要)

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、ご来館にあたっては、以下の点にご留意いただきますよう、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

(留意点)

■37.5度以上の発熱や咳、喉の痛みなどの症状がある方、過去2週間以内に感染が引続き拡大している国・地域への訪問歴がある方は、ご来館をお控えください。(入館時に体温を測定させていただきます。)
■受付にて代表者の方の氏名・住所(市町村)・連絡先電話番号の記載もしくは接触確認アプリ(大阪コロナ追跡システム)の利にご協力ください。万が一に備え、保健所等の聞き取り調査等にご協力いただく場合があります。
■受付、トイレに手指消毒用アルコールもしくは石けん液を設置していますのでご利用ください。
■マスクの着用及び咳エチケットのご協力をお願いいたします。
■お客様同士の距離(できるだけ2m)を確保してください。
■展示品等には、お手を触れないでください。
■お客様同士の大声での会話はお控えください。
■利用者が多数となった場合は、入場制限等を実施させていただく場合があります。

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