展示物

5-10 『工藝』

雑誌『工藝』は1931年に創刊され1951年の120号まで続いた民藝運動の機関誌である。限定500~600部で始まり、1935年末頃からは限定1000部まで増え、最終的に2000部の発行に達した。企画、編集から表紙のデザイン、小間絵、挿図、用紙までが柳宗悦の審美眼によって選び抜かれ、それ自体が一つの工芸品となるように製作された。三代澤本寿は、110号、112号、113号、114号、115号、119号の表紙を手掛けた。

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