展示物

226 芯切鋏

之は仏壇で用いる和蝋燭の芯を切る道具である。西洋の古い芯切と甚だ似通う。形が大変美しいではないか。こういう品は今の暮らしからは段々遠のいてゆくが、しかしこういう心の入った仕事、姿の美しさばかりは、今の品々にも活かさねばならない。京都産。
(『柳宗悦全集 図録編 柳宗悦蒐集 民藝大鑑 第四巻』 1983年9月10日初版発行 編者 日本民藝館)

PAGE TOP