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今までの特別展
2008年春季2007年春季2006年秋季2006年春季2005年2004年


鉄地流描鳥文鉢 1951年/舩木研兒



黄釉流描大鉢 1962年/武内晴二郎


灰釉筒描蓼文皿 1916年/富本憲吉


楽焼筒描ペリカン文皿 1913年
/バーナード・リーチ


低火度流描大皿 1930年頃
/河井寛次郎


飴釉筒描楕円皿 1931年 /濱田庄司

2006年秋季特別展
(終了いたしました)


『日本のスリップウェア
 -よみがえる英国古陶の美』
 SLIPWARE IN JAPAN

出品協力:河井寛次郎記念館/富本憲吉記念館


2006年9月9日(土)〜12月10日(日)


主な展示品・作家
- 東京・日本民藝館所蔵品を中心に -
 

英国スリップウェア(17世紀末〜19世紀)・西欧家具/富本憲吉/バーナード・リーチ/河井寛次郎/濱田庄司/舩木道忠/武内晴二郎/舩木研兒/藤井佐知/柴田雅章/エドワード・ヒューズ/芹沢_介(染色)/柚木沙弥郎(染色)


* 芹沢_介(せりざわけいすけ)の「けい」は、「金」へんに「圭」の字です。Macintosh、また一部の機種では表示されません。

  柳宗悦ら民藝運動の先駆者たちによって見出され、東西の異文化を結びつけた英国の古陶・スリップウェア。
本展では、18〜19世紀に英国で大量に生産されたスリップウェアの存在感溢れる造形美を展観するとともに、英国陶器の伝統を、新しい時代の仕事としてその可能性を発展させてきた日本の現代作陶家たちの作品を紹介します。

  2003年9月から2004年8月にかけて、当館を皮切りに、東京の日本民藝館、愛知県の豊田市民芸館の三会場で、特別展「英国の古陶・スリップウェアの美」が開催されました。
  この展覧会は、日本に将来されたスリップウェアの優品130余点を一堂に展観し、その魅力の全貌を紹介するもので、同時に「日本の眼」によって見出された、この英国の伝統的雑器の美を、現代の眼でもう一度再評価するという画期的な試みでもありました。幸いにもこの展覧会は好評を博し、英国のスリップウェアの美は多くの人々を魅了し、「スリップウェア」という呼称が広く認知される契機ともなったのです。
  今回の特別展「日本のスリップウェア - よみがえる英国古陶の美」は、まさにそういった経緯と成果の上で企画されました。民芸運動の先駆者達によって蒔かれた英国スリップウェアの種が、その後日本陶芸界にどのような影響を与え、また日本各地でどのような新しい花を咲かせたのかを紹介するのが本展の趣旨です。
  日本人がこの英国の古陶から学び取ったものは何であったのか。それは、確かな暮らしに根ざした「工芸」本来の在り方であり、用に則した誠実な仕事の普遍性といったものでした。そして、この「眼」の系譜は今も途切れることなく、民芸運動に参じる作陶家たちの心の中に脈々と流れています。
  かつて、柳宗悦は雑誌『工藝』(第112号、1942年)の中で、「外国のものを紹介するのは一種の啓蒙的な仕事に過ぎないが、併し日本的な眼と心で、見改めるなら、何か創見ある仕事に甦るであらう。」と述べています。そういった意味では、まさに日本各地に咲くスリップウェアの精華こそ、「日本的な眼と心」が為せる、世界に誇り得る「創見ある仕事」そのものであるといえるでしょう。

■スリップウェア〈SLIPWARE〉とは■

  “スリップ”というのは“化粧土”(素地の上に掛ける泥漿)のことで、「化粧土を掛けた器」ないしは「化粧土を用いて装飾を施された器」をスリップウェアと呼ぶ。英国では18-19世紀頃、化粧土で装飾を施した後に、鉛を含んだガレナという鉱物から作られた釉(ガレナ釉)を掛けて低火度で焼かれたスリップウェアが日常雑器として量産された。


【協賛】
独立法人 日本万国博覧会記念機構


白釉藁描茶碗 1959年/舩木道忠低火度筒描角鉢 1965年頃/藤井佐知

灰釉流描四方皿 2004年/柴田雅章
鉄地櫛描パイ皿 1990年
/エドワード・ヒューズ


併設展示


『陶匠・濱田庄司』

近代日本の陶匠、濱田庄司(1894〜1978年 人間国宝)の作品約100点を一堂に展示。


『伊万里・そば猪口』

今展では、佐藤禎三氏寄贈のそば猪口の中から120点を展示。白地に藍色の多種多様な文様が染め付けられたそば猪口の美をお楽しみください。



今までの特別展
2008年春季2007年春季2006年秋季2006年春季2005年2004年


絹黄地格子に絣 宮平初子



絹藍染ロートン織 宮平初子


芭蕉組格子に絣 平良敏子



芭蕉藍染濃淡格子 平良敏子

2006年 春季特別展
(終了いたしました)


TEXTILES IN OKINAWA
沖縄の染織−今に息づく伝統の美

2006年3月18日(土)〜7月2日(日)


染織の宝庫 - 沖縄

沖縄では、琉球王朝時代からその地に根ざした独自の工芸品を生み出してきました。特に染織の分野は宝庫といわれ、色彩豊かな染物である紅型をはじめ、地域ごとに特色ある織物が生まれました。独特の手結(ティーユイ)手法を駆使した格調高い首里の絣や紋織の絹織物、涼やかな芭蕉布、久米島紬、宮古・八重山上布、読谷山花織など多彩な技と美が、多難な歴史を乗り越え、島の各地で息づき現在に受け継がれています。


上村正美コレクションから - 沖縄染織初公開

このたび紹介する沖縄の染織品は、昨春の特別展「沖縄のこころ-金城次郎作品と厨子甕」に出品協力を頂いた上村正美氏(諸国民藝「魚座」主人)の蒐集によるもので、今回は織物作品に焦点をあてて、50点余を初公開いたします。本土復帰以前の沖縄に通い、他の追随を許さない優れた沖縄陶器コレクションを形成した蒐集家の審美眼は、同時に、島の織り人たちの手仕事の美しさに向けられたのでした。


手技の美を今に伝える染色家たち

今回展示の作品は、読谷山花織の故与那嶺貞、芭蕉布の平良敏子、首里の織物の宮平初子らによって、1965年〜1970年に制作され、上村正美コレクションに加えられた優品の数々です。彼女たちは、戦後ほとんど途絶えた状態にあった沖縄織物の復元・復興に力を注ぎ、重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定を受けた染織家です。恵まれた土地の材料を使い、確かな技術と豊かな感性によって、伝統の技・美・心を今に伝える沖縄織物の仕事は、観るものに深い感動を与えてくれることでしょう。


木綿藍染読谷山花織 与那嶺貞絹藍染首里手縞 大城志津子

併陳

沖縄を代表する陶工・金城次郎のやきもの150点を展示。

併設展示


『陶匠・浜田庄司作品』

近代日本の陶匠、浜田庄司(1894〜1978年 人間国宝)の作品約100点を展示。



『英国の古陶 スリップウェア』

18-19世紀にかけて英国で大量に生産された無銘の陶器・スリップウェア。
柳宗悦ら民藝運動の先駆者たちによって見出され、東西の異文化を結びつけた英国の古陶・スリップウェアを展示しています。


『館蔵 編組(へんそ)諸品』



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