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今までの特別展
2008年春季2007年春季2006年2005年秋季2005年春季2004年


タパ(パプアニューギニア東部山地)


秋季特別展(終了いたしました)
「タパの美−南太平洋の原始布」


TAPA−The Beauty of Bark−Cloth in Oceania

2005年9月19日(土)〜12月11日(日)


世界の熱帯地域で近年まで伝えられてきた織布以前の原始的な樹皮布の文化。本特別展では、特に多彩な発展を見せた南太平洋地域の樹皮布タパに商店をあて、布の原点を想起させる自然の素材感や生命感に溢れる模様美を通して「タパ」の世界をお楽しみいただきます。

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赤絵唐草文蓋物(壺屋 金城次郎)



線彫海老文大型抱瓶(壺屋 金城次郎)


線彫唐草文線香立(壺屋 金城次郎)



厨子甕(壺屋 17〜18世紀)

2005年 春季特別展
(終了いたしました)


「沖縄のこころ−
《追悼》金城次郎作品と厨子甕(ジーシーガミ)」

2005年3月19日(土)〜7月3日(日)


沖縄の焼物−自然のめぐみが生んだ独特の形と味わい

壺屋焼に代表される沖縄の焼物は、古くは南方諸島の土器製法から始まって、中国系、朝鮮系、薩摩系の諸技法を取り入れながら、自然が与えた材料を活用する工夫を重ねて、独特の形と味わいを持った質の高い造形の伝統を育んできました。本特別展は昨年12月に92歳で没した沖縄を代表する陶工、人間国宝・金城次郎(1912〜2004)の本邦初の追悼展として開催されるものです。壺屋焼の伝統技法を駆使し、自由闊達な作風で親しまれた金城次郎の業績を偲び、精選された約170点の作品であらためてその魅力に触れていただきます。また今回は、初の試みとして、沖縄の焼物の一分野を形成する厨子甕(ジーシーガミ)の古作約30点を一堂に展観し、その多彩な形態を紹介します。染織品と併せて、沖縄ならではの特色豊かな造形美をどうぞご覧ください。


追悼・金城次郎
−壺屋の仕事〜技とこころと生き方のふるさと

壺屋に生まれ、300年余の歴史を誇る壺屋焼の伝統をもとに、天性の資質を花開かせた金城次郎は、普段使いの焼物作りに主眼をおき、多彩な技法を駆使して、独特な作品を作り出してきました。好んで描いた魚の図案について「沖縄は島国で周囲は海だからね。海の生物をテーマにした」「写実ではなく自然だよ」と語っています。線彫り技法から生まれる魚文や海老文は、力強さと躍動感に溢れ、金城次郎の真骨頂とも言えるものです。今回追悼展示する作品は、多くの代表作が生まれた昭和40年代の壺屋での仕事で、彼の大らかな個性が余すことなく表現されています。一陶工という姿勢に徹し、沖縄のこころを焼物に結実させてきた金城次郎〜その作品はこれからも永く多くの人々を魅了し続けるでしょう。



金城次郎略年譜はこちらから→


厨子甕−凛と漲る荘厳の美

かつて沖縄には、死者をいったん葬ったあと数年を経て遺骨を取り出し、骨を洗い清め、特色ある骨壺に納めて墓室の奥深くに安置する洗骨(せんこつ)という風習がありました。この骨壺が厨子甕で、古くは木製のや珊瑚礁の塊を切り出して形にしたものもありますが、やがて焼締の壺型や家型の厨子甕が多く作られ、次第に釉薬を施した焼物へとかわっていきました。屋根となる蓋の方に意匠に凝らした家型厨子甕は、沖縄にしかみられない独特な形姿で、見所の多い特色のある焼物の仕事です。祖霊に対する畏敬が生み出したこの堂々とした形姿には、沖縄の風土と歴史を内に秘めた造形の源泉を見ることができます。


『民藝』(昭和56年)掲載文はこちらから→

[出品協力]上村正美コレクション
本特別展で展示紹介する金城次郎作品並びに厨子甕は、沖縄の工芸品の美しさに心惹かれた上村正美氏(諸国民芸「魚座」主人)が、10年間以上にわたって、本土復帰以前の沖縄に通い、眼と足で精力的に蒐めた優品の数々です。特に、壺屋時代の金城次郎氏との長年にわたる個人的な深い親交を通して蒐集された金城作品は、質・量ともに優れたコレクションとして形成されていったもので、他の追随を許さぬ貴重な作品群です。その幅広いコレクションから、諸々の雑器620点を選出して昭和63年に刊行された「壺屋十年 金城次郎 雑器の美」(上村正美氏による監修・構成・編 集)には、昭和40年代の壺屋での多彩な仕事ぶりが余すことなく収録されており、金城次郎作品の集大成とも言える写真集となっています。

■本展は、豊田市民芸館に巡回いたします。
会期:9月6日[火]→11月27日[日]


※春季特別展「沖縄のこころ−《追悼》金城次郎作品と厨子甕」は独立行政法人日本万国博覧会記念機構の助成により実施されています。

併設展示


『陶匠・浜田庄司作品』(終了いたしました)

近代日本の陶匠、浜田庄司(1894〜1978年 人間国宝)の作品約100点を展示。



『英国のスリップウェア』(終了いたしました)

18〜19世紀頃、英国の家々で日常的に使われていたやきもの「スリップウェア」20点をグレゴリオ聖歌楽譜とともに展示。



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