展覧会

特別展:2014年

2014年秋季特別展 「棟方志功と芹沢銈介-ふたつの『釈迦十大弟子』を中心に-」

2014年秋季特別展『棟方志功と芹沢銈介―ふたつの「釈迦十大弟子」を中心に―』 
期間:2014年9月6日(土)~12月16日(火)
助成:日本万国博覧会記念基金 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会

 
 本特別展では、版画家・棟方志功(1903-75)による「二菩薩釈迦十大弟子」(一燈園資料館「香倉院」所蔵)と、染織家・芹沢銈介(1895-1984)による「釈迦十大弟子尊像」を一堂に展示いたします。民藝運動に加わった棟方志功と芹沢銈介は、民衆の日常品が持つ美に共感し、自身の作品に昇華させていきました。国内の釈迦十大弟子像をもとに、木板(版)画と型絵染それぞれの手法によって制作された、ふたつの「釈迦十大弟子」をぜひご覧ください。
 あわせて、棟方志功の「大和し美し」(京都民藝資料館所蔵)や、芹沢銈介の染織作品を約100点ご紹介します。

 



 


〈併設展示〉
 第二展示室 民藝運動の作家達



 第三展示室 古伊万里そばちょこ
 第四展示室 棟方志功「大世界の柵『乾(けん)』-神々より人類へ」
       芹沢銈介「ばんどり図四曲屏風」とかご等の編組品を中心に

 



記念講演会「柳宗悦―民芸を超える思想家―」
講師:中見真理氏(清泉女子大学文学部教授)
日時:10月26日(日)13:30~15:00(13:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要) 定員:100名(要予約)

呈茶~十茶十穀~
深まる秋、お茶とお茶請けをご用意致します。
担当:川西万里氏(grafティーコーディネーター)
日時:10月26日(日)10:30~16:30
料金:800円(黒茶のお菓子付、予約不要、民芸館入館料が別途必要)
※お問い合わせは graf studio(Tel.06-6459-2100)まで

みんげいゼミ
「柳宗悦と仏教美術」
講師:竹下多美氏(長野市立博物館専門員)
日時:9月28日13:30~15:00(13:00開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室  定員:20名(要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

「歓喜の人 棟方志功―こころの軌跡―」
講師:渡邊一美氏(南砺市福光美術館副館長・学芸員)
 ※講師が奥野達夫氏(南砺市福光美術館館長)より変更になりました。
  タイトル・内容に若干変更がございます。ご了承ください。
会場:大阪日本民芸館・和室
日時:11月30日13:30~15:00(13:00開場) 定員:50名
聴講料:1000円(お抹茶・お菓子を含む、民芸館入館料が別途必要)
当日は渡り廊下でお抹茶とお菓子を楽しんでいただきます。
※一般入館者も参加可能です。

「ふたつの釈迦十大弟子の魅力を探る」※各回、同内容です
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:10月19日(日) ※台風の影響により10月13日(月・祝)から変更になりました。ご了承ください。
   12月14日(日) 各回13:30~15:00(13:00開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室  定員:20名(要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

※記念講演会、みんげいゼミのお申込みは、大阪日本民芸館 TEL.06-6877-1971 まで

ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
9/15(月・祝)、21(日)、10/5(日)、18(土)、11/9(日)、23(日・祝)、12/6(土)
14:00~14:30 ※申込不要、民芸館入館料が別途必要

春季特別展 『インドの染織と絵      -Folkcrafts of India-』

『インドの染織と絵-Folkcrafts of India-』
2014年3月8日(土)~7月21日(月・祝)
助成:日本万国博覧会記念基金 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
後援:インド総領事館、エア・インディア

春季特別展『インドの染織と絵-Folkcrafts of India-』
<第一展示室・第二展示室・第四展示室>

民藝運動の創始者である柳宗悦は、民藝の美の特徴の一つに風土の影響を挙げました。インド工芸品の背景にも、地域によって異なる自然環境、多様な宗教、民族、文化があり、これらが人々の生活に複雑に絡まりあう事で、沢山の模様、色、形が生まれました。

本展では、当館が所蔵するインドの染織品と民画を中心に、約150点を展示いたします。昔ながらの手法で製作されたパトラや壁飾り、1900年代後半の新しいデザインのサリー等の染織品に加え、インドの神々と英雄の姿が描かれた民画など、個性豊かな作品をご覧いただきます。


併設展示
<渡り廊下> ガラス工芸と古伊万里そばちょこ
<第三展示室> 日本の刺し子

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